ステロイドは皮膚炎の顔に塗っても大丈夫?ステロイドを使わないで肌を綺麗にする方法とは?

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ステロイドは皮膚炎の顔に使っても大丈夫?

ステロイドとは、副腎で合成され分泌される副腎皮質ホルモンのひとつです。
ヒトの副腎は、大きさが数cm位の円盤状をしていて、中央部が厚くなった形をしています。中央部の厚さは1~2cm程度で周辺部は1cm以下の大きさで、重さは1個が5g前後、体の左右にある腎臓の上部に乗っかるように存在しています。


また、副腎の構造は皮質の方が厚くなっています。
皮質は3層の構造をしていて、外側から球状層、束状層、網状層に分かれており、それぞれ、硬質コルチコイド、糖質コルチコイド、アンドロゲン(男性ホルモン)が合成・分泌されます。
 
これらのうち、糖質コルチコイドを人工的に合成して効果を強めたのが、ステロイドです
ステロイドは、優れた抗炎症作用と免疫抑制作用があります。
また、ステロイドは油に溶ける性質を持ち、粒子も細かいので皮膚に吸収されやすく、即効性がある薬です。
 
ステロイドはこれらの特徴から、アトピーによる炎症、湿疹、かゆみの症状を緩和する外用薬としてよく処方されますが、ステロイドはあくまでもアトピーの症状を緩和する対処療法の薬であることを認識しておく必要があります。
 
先ほど、ステロイドには抗炎症作用の他に免疫を抑制する作用もあることに触れましたが、ステロイドはアレルギーを引き起こす原因となる免疫反応を抑えるだけでなく、正常な免疫機能まで抑制してしまいますので、肺炎などの感染症にもかかりやすくなってしまいます。
 
ステロイドを外用薬として使用する場合は、薬を塗った箇所が細菌や真菌に感染しやすくなりますので、アトピーなどで顔に炎症が起こった場合、医師に相談することがベストです。
 

【ステロイド種類や使用方法】

ステロイドは塗り薬ばかりではなく、内服薬や点眼薬、点鼻薬などいろいろなタイプがあります。
ここでは、様々な種類のステロイドを強さ別にご紹介していきます。
 

ステロイド外用薬、5段階のランク 

◎最強(strongest)
ステロイドの中でもっとも吸収されやすい薬で、子供は使用することができません。
大人が使用する場合は1週間以内が限度となります。

◎非常に強力(very strong)
大人の連続使用は1週間以内で、主に体幹部の治療に処方されます。
子供の使用は数回まで可能で、腕や足などに処方されます。 

◎強力(
strong
大人の連続使用2週間以内で、全身から体幹部を限定として処方されます。
子供の連続使用は1週間以内で、顔と陰部を除く体幹部を限定として処方されます。

◎中程度(
medium
顔も含む全身に処方され、大人は連続使用が2週間、子供は1週間以内となります。 

◎弱い(
week
全身に使用可能で、大人も子供も連続使用は2週間以内です。
ステロイド成分の吸収は少ないですが、含有量は多くなります。

 
 

乳児湿疹にステロイドが処方される理由とは?

乳児湿疹とは、赤ちゃんにできる湿疹の総称で、おでこや頬がカサカサ乾燥するタイプや、髪の生え際や頭皮にジュクジュクする症状などが現れます。
ステロイドは乳児湿疹を原因から治すことはできませんが、まずはステロイドを使用することで、痒みや湿疹を治し、赤ちゃんが患部を掻き壊すのを予防します。
 
 

アトピーにステロイドが処方される理由とは?

アトピーは、皮膚の乾燥と痒みのある湿疹が慢性的に続きます。
先ほど触れた乳児湿疹と診断されてから12ヶ月ほど症状が改善しなければ、多くの場合アトピーと診断され、保湿薬とともにステロイド外用薬が処方されることとなります。
 
 

赤ちゃんへのステロイドの使用方法 

ほかの薬も同様ですが、ステロイドに関しても医師の指示に従い容量・用法を守ることが大切です。
 
一般的には、お風呂に入って汚れを落とした後に水分をよく拭き取り、処方されたステロイドを塗ります。
アトピーは乾燥した肌が炎症を起こして症状が悪化することもあるので、保湿薬が処方された場合は忘れず塗るようにしましょう。
 
塗り方やその量については症状や年齢などによって違いますので、医師の指示に従うことが大切ですが、赤ちゃんの様子をその都度よく見て、診察を受けるなど適切に対応することが大切です。

【ステロイドを急に辞めると危険な理由】

ステロイドの主な機能は、患部の炎症を抑えつつ、体が持っている免疫機能を抑制することです。
なので、ステロイドを使用した治療は、症状の根本治療ができるわけではなく、対処療法が主な目的となります。
 
ステロイドはよく効く薬なので、長期間ステロイドを使用し続けている人も多いと思いますが、アトピーは大人になるにつれて治ってくる場合も多いので、そうなればステロイドを使用し続ける必要はなくなるのです。
 
 
・ステロイド長期使用後のリバウンドについて
ステロイドを長期間使用していた場合、急に使用をやめてしまうと危険だと言われていますが、これは「リバウンド」のことを指しています。
 
リバウンドはダイエットでよく使われる言葉ですが、ダイエットを急に止めるとダイエット前より体重がかえって増えてしまう場合がありますよね。
その場合と同じで、ステロイド外用剤を長期間使用した場合、使用中は症状を抑えられていても、使用を急に止めると、ステロイドを使用する前より症状が悪化してしまうケースがあるのです。
 
その原因は、ステロイドを長期的に使用すると、副腎から分泌される副腎皮質ホルモン(天然のステロイド成分)が減少し、本来体が備えていた抗炎症作用が十分発揮できなくなるためです。
 
この状態でステロイドの使用を止めてしまうと、炎症が抑えることができなくなり、症状がステロイド使用前よりも悪化してしまうというわけです。
これが、リバウンド現象の原因です。
 
そのため、長期でステロイドを使用する場合は、医師の指導のもとで正しく使用をするようにしましょう。
また、アトピーの症状が改善してきたら、ステロイド以外の薬(抗ヒスタミン剤など)を使用していき、少しずつステロイドに頼らない体つくりをしていくことも大切です。
 
 

ステロイド外用剤の副作用とは?

ステロイド外用剤の副作用には、次の2種類があります。
 

◎全身的な副作用
・顔が丸くなる
・骨がもろくなる

◎局所的な副作用
・皮膚が薄くなる
・ニキビができやすくなる。

どれも、強いレベルのステロイドを長期に大量に使用して場合に起こることがあるものです。
ステロイドの使用方法は、1~2週間程度の短い期間で適量を使用するのが基本です。
ステロイドはたくさん塗れば塗るほど症状が良くなるということはないので、用法・容量を守り、正しく使用するようにしましょう。
 
もし副作用が現れた場合は、自分勝手な判断で進めるのではなく、医療機関を受診して、医師の指示に従いましょう。
 

【ステロイドを使用しないで皮膚炎の顔を治す方法】

ここまでお話を見て、ステロイドの使用を躊躇された方もいると思います。
そのような方は、ニキビや皮膚炎が起きてしまう原因を正しく理解し、ステロイドを使用しないラフィスの化粧品を使用していただくことをおすすめいたします。
 

ニキビの真の原因とは?

ニキビができてしまう原因は、刺激の強い殺菌ケアが肌にもともと存在する善玉菌(常在菌)のバランスやpHバランスを崩してしまい、結果として肌のバリア機能を低下させてしてしまうことが挙げられます。
 
肌のバリア機能が低下すると、ニキビの原因であるアクネ菌や黄色ブドウ球菌が増殖し、ニキビケアをしているつもりなのに、ニキビが慢性的に発生してしまうということになります。
 
 

肌が乾燥すると?

肌のバリア機能が低下すると、肌の水分が少なくなり、乾燥肌になってしまいます。
 
肌は乾燥をすると、肌を守ろうとして肌表面に皮脂を出しますが、これが過剰に分泌されると、ニキビが出来やすい状態になってしまします。
 
 

ステロイドを使わない皮膚炎のケア方法には「ACリッチケアライン」を

皮膚炎のケアでは、肌のバリア機能が低下しないようにすることが大切です。
そのためには、「殺菌をせず、しっかり洗うこと」と「殺菌をせず、肌の仕組み通りに潤すこと」が重要となります。
 
そこで、こちらではステロイドを使わずに皮膚炎のケアができる商品として、ラフィスの「ACリッチケアライン」という商品をご紹介したいと思います。
 
今までは、ニキビの原因であるアクネ菌は悪玉菌なので、アクネ菌は殺菌した方が良いと言われてきました。
しかし、ラフィスでは、アクネ菌は本来善玉菌なので、常在菌を含む原因菌は殺菌するのではなく、整菌が必要だと考えています。
 
従来の皮膚炎治療に使用されてきたサリチル酸は、肌の常在菌を全て殺菌してしまうので、長期間使用し続けていると、常在菌バランスやpHバランスが崩れてしまい、ニキビなどの皮膚炎が繰り返されてしまいます。
 
ですが、ラフィスの「ACリッチケアライン」はダチョウの抗体原料を使用しているので、肌のpHバランスを保ちながら、増殖したアクネ菌や黄色ブドウ球菌のみを不活性化させることができるのです。
 
また、「ACリッチライン」はアクネ菌の増殖原因でもある活性酸素を消去することができるのも特徴のひとつです。
 
 

「ACリッチケアライン」の独自成分であるダチョウ抗体とは?

ダチョウ抗体とは、ダチョウの「卵黄」より抽出した美容成分であり、乱れた角質層の肌表面を整える効果があります。
「ACリッチケアライン」に配合されているダチョウ抗体は、ニキビの原因菌であるアクネ菌や、ニキビを悪化させる原因やその他の皮膚炎の原因となる黄色ブドウ球菌のみに反応し、その2つを不活性化する働きをもっています。
 
ダチョウ抗体は卵黄から抽出した成分ですが、卵アレルギーの元となる「卵白アルブミン」は高い精製技術にて取り除いていますので、卵アレルギーをお持ちの方でも安心してお使いいただけます。
 
 

無添加処方で肌への優しさを追求

「ACリッチケアライン」には、パラベン、フェノキシエタノールといった防腐剤、石油系合成界面活性剤はじめ、鉱物油、着色料、香料、キャリーオーバーは一切使用していません。
なので、肌の弱い人や、子供からご年配の方まで幅広くお使いいただけます。
 
 

肌の最下層への浸透力を追及

角質に潤いを与えることは非常に大切ですが、肌バリアが低下している状態では、せっかく肌に水分を与えても、保持する機能が弱っているため、潤いを持続させることが出来ません。
そこで、潤いを保つことができる肌にするためには、必要な成分を肌の最下層に送り届ける必要があります。
 
「ACリッチケアライン」は、美容成分を肌の最下層まで浸透させることができるので、皮膚炎を患っている方でも効果を実感していただきやすい商品です。


【ステロイドを使用しないで皮膚炎を改善しよう】

ニキビなどの肌荒れや皮膚炎は、ステロイド軟膏を使用すればそれらの炎症が改善できます。
しかし、それはあくまで症状を抑えるもので、根本的な治療ではありません。
特にニキビの場合は、一旦症状が治ったように見えても時間が経過すると再発してくることが多くあるので、根本的に症状を改善するためには、健康な肌を取り戻す必要があります。
 
ラフィスの「ACリッチケアライン」なら、ニキビなどの皮膚炎で荒れた肌にも安心して使用できますし、症状を根本から改善させる効果が期待できます。
ニキビやアトピーといった皮膚炎にお悩みの方は、ぜひラフィスの「ACリッチケアライン」をお試しください。

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